住カビといえば浴室に多いイメージです
しかし、実は布団が入った押し入れや、衣類の入ったクローゼットもカビが生えやすい代表的な場所
カビが繁殖しやすくなる梅雨の時期までに、しっかり予防したいところです

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まずは中を整理してカビがないかチェック

汗などの水分を含む布団や衣類を収納している押し入れやクローゼットは、どうしても湿度が高くなりやすい環境です
加えて窓がなくて風や日光が入らず湿気が逃げにくいため、紫外線による殺菌も期待薄ですので、カビが繁殖しやすいのです
陽気がさわやかな季節のうちに、衣替えや布団の季節替えを兼ねて、カビのチェックと掃除をしておきましょう
晴れて乾燥した日に押し入れやクローゼットの中のものを出し、床や棚板、隅にたまったチリやホコリを掃除機で吸い取ります
すのこを敷いている場合は、裏側や下の掃除も済ませましょう
カビがなさそうなら、仕上げに消毒用エタノールで全体をさっと拭いておくと、カビ予防になります
エタノールはアルコールなので揮発性が高く、拭いた後に水分が残りにくいので、押し入れやクローゼット拭きには最適です
水拭きは湿気が残りやすいので避けましょう

カビが生えてしまっていたら

消毒用エタノールでしっかり拭いて、カビを除去します
カビが目に見えるところはもちろん、見えないところにも胞子が付いている可能性があります
全体を念入りに行いましょう
消毒用エタノールだけではカビが取れないときは、泡タイプの漂白剤をカビに吹きつけ、キッチンペーパーを貼って20分湿布したあと、固く絞った雑巾で拭きとります
壁の材質によっては漂白剤で変色する可能性があります
目立たないところで試してから使いましょう
漂白剤で取りきれなかったり、変色してしまったりする場合は、紙やすりでカビを削り取るという方法もあります
いずれの場合も、最後に消毒用エタノールで再度拭いて、消毒します

カビを寄せ付けない心がけ

毎日、押し入れのふすまやクローゼットの扉を少し開けて風を通し、湿度を下げるのがポイントです
扇風機を押し入れやクローゼットに向けて送風したり、引き戸タイプなら両端を開けて空気の入口と出口を作ったりすると効果的です
収納するものは、湿気を飛ばしてからしまいましょう
就寝中の汗を吸った布団は、こまめに干します
干せないときは、起きてすぐに押し入れに片付けず、しばらく出しておくだけでも違ってきます
衣類も同様に、汗を飛ばしてからクローゼットにしまいます
詰め込まず、空気の通り道ができるよう収納することも大切です

除湿剤を使うときは、湿気がたまりやすい下の方に
除湿剤がわりに、床に新聞紙を敷くと同様の効果があります
いずれも、こまめに交換するのがポイントです。
カビは一度生えてしまうと、再発もしやすくなります
今のうちにしっかり対策を講じて、ジメジメする梅雨の時期にカビを発生させないようにしたいですね


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